ぶなの葉の淡きみどりをくぐるときたちまちわれら山童となる 白鳥山尾根にましろき花びらの山芍薬は空へとつづく くろもじを一枝手折りて山道を連れ歩みゆくいのち嗅ぎつつ
さみどりの苔ふむときに音は無く足裏に土の柔きぬくもり
熊本県泉村。平家落人が住んだという白鳥山に登りました。